伏見山 菩提院 菩提寺

伏見山 菩提院 菩提寺は、奈良県御所市にある。
菩提寺は、奈良時代の高僧 大僧正行基菩薩が留まり、仏法を弘めてこの地に建てられた道場「菩提院」の跡である。

「続日本紀」によると、宝亀4年(773)光仁天皇の勅により、仏法興隆のために、当郡の田三町を施入せられている。
白山の泰澄大法師、高野の弘法大師もこの寺で参籠修行をしたと伝えている。
平安時代には、子院三十余坊が並び建ち、往時は伏見寺千軒と呼ばれた。
十一面観音菩薩を本尊としており、秘仏毘沙門天、法起菩薩佛頭、金剛力士像(仁王像)などを有する。

当地の伏見の里では、仁王が井戸を怖がるので井戸を掘らず、火も怖がるので小正月のとんどを行わない。
そのため門松や注連縄も飾らない習慣が、現代も続いている。
当院南側の参拝者用駐車場からは、「御所市 山麓からの眺望」と記した案内板があり、御所市街地、若草山、高取山などの眺望が楽しめる。




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