![]()
五色塚古墳は、神戸市垂水区五色山にある。
古墳時代前期、四世紀後半、または五世紀初頭の築造と考えられており、別名「千壺古墳」と呼ばれている。
墳丘の全長194メートル、後円部の高さ18.8メートルの兵庫県下最大の前方後円墳である。
周囲は、深い濠と、浅い濠の二重に囲まれていた。
墳丘は三段に築かれ、下段の斜面には古墳付近で集めた小さな石を噴き、中段と上段の斜面には淡路島から運ばれた大きな石を噴いていた。
昭和40年(1965)から開始された全国の史跡環境整備計画の一環として、文化庁と神戸市が10年の歳月をかけて発掘調査と復元整備が行われ、雄大な形と高度な古代の土木技術を体感できる。
墳頂と各段の平坦面には鰭付(ひれつき)円筒埴輪、鰭付朝顔形埴輪をめぐらせていて、約2,200本立てられていたと推定されている。
濠の中には東西のくびれ部付近に島状遺構(方形マウンド)が造られているほか、円筒棺を埋めたマウンドもあった。
後円部の埋葬施設の発掘調査は行われていないが、海上交通の要衝である明石海峡をのぞむ高台に造られていることから、当時の有力豪族の墓と考えられている。
令和8年(2026)には、古墳の北側に「五色塚古墳館」が建設され、古墳築造の謎や復元整備についてわかりやすく説明されている。
五色塚古墳館西側には、来館者用の駐車場がある。

TOP PAGE 観光カレンダー
TOP PAGE 观光最佳时期