首途八幡宮

首途八幡宮は、京都市上京区桜井町にある。
大分県宇佐市の宇佐神宮から八幡大神を勧請したのが始まりと伝えられ、誉田別尊(ほんだわけのみこと)(応神天皇)、比咩大神(ひめおおかみ)、息長帯姫命(おきながたらしひめのみこと)(神功皇后)を祭神とする。
もとの名を「内野八幡宮」といい、平安京の大内裏の北東に位置したため、王城鎮護の神とされた。
かつて、この地には奥州で産出される金を商っていた金売吉次(かねうりきちじ)の屋敷があったと伝えられ、源義経(牛若丸)は、奥州平泉に赴く際に、吉次の助け得て、ここで道中の安全を祈願して出発したといわれている。
「首途(かどで)」とは、「出発」を意味し、この由緒から「首途(かどで)八幡宮」と呼ばれるようになった。
このことから、特に旅立ち、旅行安全の神として信仰を集めている。
参道横には、源義経が奥州へ首途して以来830年になるのを記念して平成16年(2004)に建立された「源義経奥州首途之地」の石碑がある。→ 源義経ゆかりの地



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