早苗降大明神は、和歌山県九度山町入郷にある。
丹生大明神告門（のりと）において、伊都郡町梨（まちなし）の御門代（みとしろ）と記されている場所があり、この早苗降（さなぶり）大明神の場所ではないかといわれている。
鎌倉時代には、旧暦六月晦日に丹生都比売神社の総神主以下、丹生酒殿神社参拝後に、馬二十一匹に乗って早苗降明神に参拝したという儀礼が行われており、「丹生明神降臨伝承地」の一つと考えられている。
南海高野線九度山駅下車、徒歩２０分。
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