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今井山 称念寺は、奈良県橿原市今井町にある浄土真宗本願寺派の寺院である。
今井町は16世紀中頃には、本願寺の一家衆、今井兵部豊寿によって、武装宗教都市「寺内町」が形成されていたとみられる。
寺伝によると、天正年間、本願寺第11世 顕如上人により寺号を得て、今井兵部富綱を開基として建立した。その後、寺内町今井の中核として発展し、大和五カ所御坊、十六大坊の要として中本山に列する寺となっている。
当寺は代々、今井氏が世襲して兵部と号し、武士と僧侶を兼ね、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康に仕える中でも、特に秀吉の庇護は厚かった。
江戸時代に入り、寺内町の存続を嫌った幕府は、延宝7年(1679)「郷中並}に扱い、今井氏は武士を返上して釈門に専念することとなり現在に至っている。
本堂は、桁行20m、梁間21m、入母屋造、本瓦葺、向背付の東向き建物で、重要文化財に指定されている。

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