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高鴨神社は、奈良県御所市鴨神にある。
高鴨(たかかも/たかがも)神社は、「出雲国造賀詞(いずものくにのみやつこのかむほぎのことば)」に記載のある「葛城の鴨の神奈備(かんなび)」を起源とされる古社で、全国鴨(加茂)系の神社の元宮といわれる。
祭神は、阿遅志貴高日子根命(あじすきたかひこのねのみこと)(迦毛之大御神(かものおおみかみ))、事代主命(ことしろぬしのみこと)、
阿治須岐速雄命(あじすきはやのみこと)、下照姫命(したてるひめのみこと)、天稚彦命(あめわかひこのみこと)である。
正面の鳥居の先には石段があり、その上に三間社流造・檜皮葺の本殿がある。
左端の扉裏に天文13年(1545)の墨書がある室町時代の代表的な神社建築として、国の重要文化財に指定されている。
境内には、東神社本殿(県指定文化財)、西神社本殿のほか、16の小祠、拝殿、絵馬伝、楠木正成像などがある。
鳥居東側に鐘楼があり、梵鐘の銘文には神宮寺の由来などが記されており、神仏習合の名残が伺える。
鐘楼では、時を告げる鐘が撞かれてきており、現在でも夏季には、この鐘を合図に、田の水の受け渡しをする習慣が残っている。
当地はニホンサクラソウの名所としても知られる。
高鴨神社の二ホンサクラソウは、明治末期から父子4代にわたって蒐集されたものを、昭和35年(1964)に宮司が京都の自邸から持運んできたもので、約五百余種(二千数百鉢)が保存され、4月から5月にかけて社務所前で鑑賞できる。

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